2012年 02月 16日
本☆三島由紀夫 美の『金閣寺』
明日の夜は読書会です。
三島由紀夫「金閣寺」
私のアウトプット用の事前メモなので、意味不明かも…(^_^;)
これを膨らませてアウトプットしようと思います。
明日は読書会に参加される皆さんのアウトプットを聞くのが楽しみです。
主人公はなぜ金閣寺を焼失しようとしたのか。
彼の生い立ち 母からの過度な期待
『相反する性格・感情』
・吃音、自分に対する強いコンプレックス⇔皆と同じに扱われたくないという自尊心
・美へのこだわりと憧憬⇔美への憎しみ
・女性に対する憧れ愛情⇔女性への蔑視
・和尚に認められたい⇔和尚の俗人ぶり・寺の金儲け主義を冷静に観察
人間は誰しも合わせ鏡的にプラスとマイナスの感情を持っている。
主人公はそのふり幅が人より大きいと思われる。
強い自尊心と卑屈なまでのコンプレックスのバランスが崩れ、
だんだん感情のコントロールが出来なくなっていく。
悪の心に徐々に支配されていく→悪の持つ快感&刺激をどんどん求めたくなる。
・圧倒的な美の象徴である金閣寺を燃やす→無に執心
・皆が驚くようなことをする→自分の生きているあかし→生に執着
『三島文学』
セリフとセリフの間に感情や情景の説明が多い。
例えば何度も登場する金閣の美しさを湛える文章、又は自己分析する文章等、
そのどれもが毎回違う豊かな語彙と、的確ではあるが素晴らしく耽美的でもある。
『柏木』
柏木も主人公に負けず劣らず歪んだ独特な価値観の持ち主。
自己顕示欲が強い。
勝とでるか負とでるかの違い→柏木(勝ち)・主人公(負け)
『最後の場面』
実際の学僧は金閣寺の近くで自殺未遂
この本の主人公は生きようとしている
「一ト仕事を終えて一服している人がよくそう思うように、生きようと私は思った」
三島はあえて主人公の最後を変えて、何を語らせたかったのか。
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三島由紀夫「金閣寺」
私のアウトプット用の事前メモなので、意味不明かも…(^_^;)
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主人公はなぜ金閣寺を焼失しようとしたのか。
彼の生い立ち 母からの過度な期待
『相反する性格・感情』
・吃音、自分に対する強いコンプレックス⇔皆と同じに扱われたくないという自尊心
・美へのこだわりと憧憬⇔美への憎しみ
・女性に対する憧れ愛情⇔女性への蔑視
・和尚に認められたい⇔和尚の俗人ぶり・寺の金儲け主義を冷静に観察
人間は誰しも合わせ鏡的にプラスとマイナスの感情を持っている。
主人公はそのふり幅が人より大きいと思われる。
強い自尊心と卑屈なまでのコンプレックスのバランスが崩れ、
だんだん感情のコントロールが出来なくなっていく。
悪の心に徐々に支配されていく→悪の持つ快感&刺激をどんどん求めたくなる。
・圧倒的な美の象徴である金閣寺を燃やす→無に執心
・皆が驚くようなことをする→自分の生きているあかし→生に執着
『三島文学』
セリフとセリフの間に感情や情景の説明が多い。
例えば何度も登場する金閣の美しさを湛える文章、又は自己分析する文章等、
そのどれもが毎回違う豊かな語彙と、的確ではあるが素晴らしく耽美的でもある。
『柏木』
柏木も主人公に負けず劣らず歪んだ独特な価値観の持ち主。
自己顕示欲が強い。
勝とでるか負とでるかの違い→柏木(勝ち)・主人公(負け)
『最後の場面』
実際の学僧は金閣寺の近くで自殺未遂
この本の主人公は生きようとしている
「一ト仕事を終えて一服している人がよくそう思うように、生きようと私は思った」
三島はあえて主人公の最後を変えて、何を語らせたかったのか。
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by mimoza1105
| 2012-02-16 21:28
| 本・ライブ・映画・jazz