2012年 10月 08日
鹿の角きり伝統行事@春日大社境内
一泊して午前中は奈良、午後からは京都の宇治に行く予定にしていました。
が、1年のうちこの3日間だけ伝統行事である、
鹿の角きりが見られると知り急遽予定変更。
春日大社境内の鹿苑切り場で行われる、鹿の角きりを見てきました。
予備知識もなかったので、最初は柵内で次から次へと、
鹿の角を切るところが見えるのかなと思っていました。
(勝手に羊の毛刈り風を想像した私)
いやいや、きちんとした行事でした。
角きりの歴史としては、町民に危害を加えるという理由で奈良奉行が、
当時鹿の管理者であった興福寺の許可を得て、江戸時代初期より始まりました。
そして昭和4年より現在の角切り場が設けられました。
まずは鹿の登場です。3頭づつ登場のはずが、次の回の鹿まで走ってる!
古式にのっとり、赤旗や十字(捕獲具)を持ち、法被を着た勢子達が登場します。
逃げる鹿を走りながら追い込む勢子らに、観客達も盛り上がります。
鹿と勢子の力比べ。捕獲成功!
何するんだ!と鹿の形相がすごいぞ!
観念したかのような表情で抱きかかえられて、ござに寝かされます。
神官役が興奮した鹿の口に水差しで水を飲ませます。
気を静めた後に、のこぎりで角を切り落とします。
奈良では鹿は神様のお使いの「神鹿」とされてきたことから、神官役が角を切ります。
これは行事なので、他の雄鹿は公園で見つけ次第、麻酔銃&角切りしてるそうです。
鹿の角きりは、観光客の数からしてもすごく有名なのですね。
12時~15時、約30分間隔の入れ替え制で1度に500人程入る事ができますが、
いずれの回も超満員のお客様でした。
奈良らしい、とても面白い行事を見学できました。
神戸、奈良と一泊二日ではありましたが、お天気にも恵まれ楽しい旅行でした。
(おしまい)
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が、1年のうちこの3日間だけ伝統行事である、
鹿の角きりが見られると知り急遽予定変更。
春日大社境内の鹿苑切り場で行われる、鹿の角きりを見てきました。
予備知識もなかったので、最初は柵内で次から次へと、
鹿の角を切るところが見えるのかなと思っていました。
(勝手に羊の毛刈り風を想像した私)
いやいや、きちんとした行事でした。
角きりの歴史としては、町民に危害を加えるという理由で奈良奉行が、
当時鹿の管理者であった興福寺の許可を得て、江戸時代初期より始まりました。
そして昭和4年より現在の角切り場が設けられました。
まずは鹿の登場です。3頭づつ登場のはずが、次の回の鹿まで走ってる!
古式にのっとり、赤旗や十字(捕獲具)を持ち、法被を着た勢子達が登場します。
逃げる鹿を走りながら追い込む勢子らに、観客達も盛り上がります。
鹿と勢子の力比べ。捕獲成功!
何するんだ!と鹿の形相がすごいぞ!
観念したかのような表情で抱きかかえられて、ござに寝かされます。
神官役が興奮した鹿の口に水差しで水を飲ませます。
気を静めた後に、のこぎりで角を切り落とします。
奈良では鹿は神様のお使いの「神鹿」とされてきたことから、神官役が角を切ります。
これは行事なので、他の雄鹿は公園で見つけ次第、麻酔銃&角切りしてるそうです。
鹿の角きりは、観光客の数からしてもすごく有名なのですね。
12時~15時、約30分間隔の入れ替え制で1度に500人程入る事ができますが、
いずれの回も超満員のお客様でした。
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by mimoza1105
| 2012-10-08 16:34
| 美術館・展・寺院