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あの世とこの世の境の場所@京都

週末は師匠の舞台を鑑賞するため、友人と3人で京都に行きました。

神戸に帰省中のUちゃんとは途中合流ということで、

名古屋から一緒のKちゃんとククク♪平家にまつわる場所巡り。

平家巡礼の旅って・・・

ワタクシ達、そこまではディープじゃございませんことよ(^_^;)

清水五条駅で降りるとそこは六波羅。

歩き始めたとたんテンションが高くなるKちゃん♪

平家一門の邸宅、その数五千二百余りが居を構え栄華を誇り、

六波羅といえば平家と言っても過言でない場所。

私は昨年行きましたが、Kちゃんにはたっぷり当時に思いを馳せてもらい、

六波羅密寺へ向かいました。

平清盛の坐像や空也上人にお参りを済ませ次へ向います。

そう、私達はあの世とこの世の境に向かって歩いているのです。
あの世とこの世の境の場所@京都_a0187426_1794524.jpg


歩くこと10分、目的地の六道珍皇寺(六道さん)に着きました。

ここは建仁寺の塔頭で、死者を葬る鳥辺野の入口にあたる場所。

鳥辺野は平安時代の葬送地で、当時風葬ということもあり、

おびただしい数の亡骸が野ざらしにされていた場所なのです。

そしてあの世(冥府)とこの世(現生)の分かれ道が、この六道の辻です。
あの世とこの世の境の場所@京都_a0187426_17102284.jpg


珍皇寺は小野妹子の子孫、小野小町の祖父で、宮廷官吏であり歌人の

小野篂(おののたかむら)の像が、閻魔大王の隣に祭られています。

何と彼は夜な夜な冥界に通い、閻魔大王の補佐官として、

亡者達を裁いていたと、そんな言い伝えがあり・・・

本堂裏にある井戸から冥界へ降りて行ったらしいです。

私達は本堂見学(地獄絵図あり)の事前申し込みをしなかったので、

小さな覗き窓からちらりと冥界へ通じる井戸を眺めました。
あの世とこの世の境の場所@京都_a0187426_17115559.jpg

し~んと静まり返った境内には私達2人だけ。

しばしあの世とこの世をさまよって(散策して)いると、

突然肩が重くなり首のつけねが痛くなり、頭痛になりそう、

弱ったなと思っていたら、隣にいたKちゃんがポツリ一言、

「どうしよう私、突然首の後ろ、この辺りが重く痛くなってきたわ」と言いだし・・・

「え?私も」 「何、これ?」と・・・お互い顔を見合わせ、

丁寧に何度も何度も合掌して、お寺を後にしました。

もしかして見える人には見える?あの世とこの世の境で、

ちょっとだけ不思議体験をしてしまいました。


―続く―

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by mimoza1105 | 2012-10-15 17:35 | 能楽・京都

日々の彩り徒然なるままに


by mimoza1105