2014年 04月 06日
読書イベントのドレスコードは『親子』
一昨年から毎年参加し、楽しみにしているイベント、
「柴田元幸が月曜会にやってくる!! 第5弾」 に参加する。
藤が丘駅周辺では桜祭りで賑わっている。
満開の桜並木を眺めながら会場入り。
今回もキャンセル待ちができる程、毎年大盛況なイベントなのだ。
課題本は柴田先生の翻訳本
現代のアメリカを代表する作家、フィリップ・ロスの『父の遺産』
アメリカで暮らす貧しいユダヤ人の父と、その息子の小説で
フィリップ・ロスの私小説とも言われている。(本の表紙は父と兄と著者)
感想もプリントアウトして準備し、ドレスコードもばっちり?
■タイムテーブル
第一部読書会13:30~16:00
第二部トークショー16:30~18:30
第三部アフターパーティ 19:00~21:00(柴田先生も参加)
■ドレスコード: 親子
第一部読書会、私はHテーブル(8名)
読む人の現在の家族環境、又は今までの父子関係の在り方により、色々感想がわかれる小説に思う。
亡き父親への思いと重なり涙ぐむ男性の方も。
ドレスコード『親子』でHテーブル代表としてベストドレッサーに選ばれる。
嬉しい♪先生からサインをいただけた。
私はドレスコードの「親子」を母(私)と息子に決める。
昨年就職した息子が先月自活(引越し)、子育てから完全卒業ということで、
髪をまとめジャケットと、卒業式の母親風な洋服に身を包む。
で、指には息子から初めて買ってもらった物をしていった。
指輪のエピソード
彼が小学2年生の時、初めて夏のキャンプに参加させた時の思い出。
それは小学生~高校生までの幅広い年齢層が参加し、
縦割りのチームで皆で協力し合うことを第一の目的としていた。
とはいえ、火熾し、マキ割り、13㎞の山道を歩く等、
低学年ではかなり過酷なキャンプだったので、
体力が持つか送り出してからもすごく心配していた。
おそらく帰りにどこかのサービスエリアで買ったのだろう、
真っ黒に日焼けした息子が「ママは赤い色が好きだから」と、
差し出してくれたイルカの指輪。
自分の物も買わず、彼のたった一つのお土産だったこの指輪は、
私にとり一生の宝物である。
各テーブルからベストドレッサーに選ばれた方には、
十人十色のエピソードがあり、お父様の形見とそれにまるわるお話にはジーンときてしまった。
第二部トークショーは柴田先生のお話と翻訳教室である。
小説の内容の解釈から現代のアメリカ文学の傾向等、多岐に渡りお話してくださる。
翻訳のミニレクチャーでは事前に提出した方達の翻訳課題の添削と、
翻訳のこつ、代名詞を多用しないとか、「Because」を、
「なぜならば」とあまり訳さない等を教えていただき、
英語が苦手な私が聞いていても面白く感じる内容だった。
第三部の懇親会、第四部の仲間達との飲み会もとても楽しい時間だった。
飲んで話して笑ってと、気がついたら終電間近、慌てて地下鉄に飛び乗る。
今年もとても有意義な時間が過ごせたので、来年も又是非参加したいと思っている。
いつもご訪問ありがとうございます。1日1回押してくださると嬉しいです
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「柴田元幸が月曜会にやってくる!! 第5弾」 に参加する。
藤が丘駅周辺では桜祭りで賑わっている。
満開の桜並木を眺めながら会場入り。
今回もキャンセル待ちができる程、毎年大盛況なイベントなのだ。
課題本は柴田先生の翻訳本
現代のアメリカを代表する作家、フィリップ・ロスの『父の遺産』
アメリカで暮らす貧しいユダヤ人の父と、その息子の小説で
フィリップ・ロスの私小説とも言われている。(本の表紙は父と兄と著者)
感想もプリントアウトして準備し、ドレスコードもばっちり?
■タイムテーブル
第一部読書会13:30~16:00
第二部トークショー16:30~18:30
第三部アフターパーティ 19:00~21:00(柴田先生も参加)
■ドレスコード: 親子
第一部読書会、私はHテーブル(8名)
読む人の現在の家族環境、又は今までの父子関係の在り方により、色々感想がわかれる小説に思う。
亡き父親への思いと重なり涙ぐむ男性の方も。
ドレスコード『親子』でHテーブル代表としてベストドレッサーに選ばれる。
嬉しい♪先生からサインをいただけた。
私はドレスコードの「親子」を母(私)と息子に決める。
昨年就職した息子が先月自活(引越し)、子育てから完全卒業ということで、
髪をまとめジャケットと、卒業式の母親風な洋服に身を包む。
で、指には息子から初めて買ってもらった物をしていった。
指輪のエピソード
彼が小学2年生の時、初めて夏のキャンプに参加させた時の思い出。
それは小学生~高校生までの幅広い年齢層が参加し、
縦割りのチームで皆で協力し合うことを第一の目的としていた。
とはいえ、火熾し、マキ割り、13㎞の山道を歩く等、
低学年ではかなり過酷なキャンプだったので、
体力が持つか送り出してからもすごく心配していた。
おそらく帰りにどこかのサービスエリアで買ったのだろう、
真っ黒に日焼けした息子が「ママは赤い色が好きだから」と、
差し出してくれたイルカの指輪。
自分の物も買わず、彼のたった一つのお土産だったこの指輪は、
私にとり一生の宝物である。
各テーブルからベストドレッサーに選ばれた方には、
十人十色のエピソードがあり、お父様の形見とそれにまるわるお話にはジーンときてしまった。
第二部トークショーは柴田先生のお話と翻訳教室である。
小説の内容の解釈から現代のアメリカ文学の傾向等、多岐に渡りお話してくださる。
翻訳のミニレクチャーでは事前に提出した方達の翻訳課題の添削と、
翻訳のこつ、代名詞を多用しないとか、「Because」を、
「なぜならば」とあまり訳さない等を教えていただき、
英語が苦手な私が聞いていても面白く感じる内容だった。
第三部の懇親会、第四部の仲間達との飲み会もとても楽しい時間だった。
飲んで話して笑ってと、気がついたら終電間近、慌てて地下鉄に飛び乗る。
今年もとても有意義な時間が過ごせたので、来年も又是非参加したいと思っている。
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by mimoza1105
| 2014-04-06 22:05
| 本・ライブ・映画・jazz