2011年 02月 28日
本☆白洲正子「美を追求する美意識」
アマゾンから白洲正子さんの本が届きました。
実はこれ「能の物語」は歴読の4月の課題本なのです。
歴読とは私が参加している読書サークル(会員数5300人)の中で歴史小説中心に読む集まりでして、今回私は初参加の予定。
(宗教・ビジネス・強制参加とは全く無縁の自由参加&和気あいあいとした読書サークルです)
本好き集まれ~♪ということで、歴読とは歴女の事じゃなくってことよ 笑
読んでひとりしみじみ感じ入るのもいいけれど、グループで感想を言い合う(アウトプットする)
ことにより、自分にはない物の見方や違った考え方が聞けたりと、新たな発見もあり結構楽しいものですねー(^^)
その白洲正子ですが私は10年くらい前でしょうか、始めは夫の白洲次郎の生き方に興味を持ち大きく共感しまして…
とはいえ、当時はまだ認知度は低く白洲次郎と言っても「え?誰なのそれ?」の状態でした。
「これ良い本だから、読んでみてね」と彼が書かれた本を数人にプレゼントしたり貸したりしていました。
今ではNHKでドラマ化されるなどして、ご夫婦共ぐんと認知度が高まりました。
白洲正子の方は数年前からですが、最初私は彼女が伯爵令嬢育ちということで
お金持ちの道楽で物を買い集めたり気ままにエッセイ風なものを書いたりしているのかなどと軽く思っていました。
がしかし、彼女を導いた一流の師達のもとで、一途に美を追い求める姿。
それを飾り気がない言葉で的確に書く文章力の高さ。
彼女の感性、考え方をもっと知りたいと、今では私の憧れの女性です(^^)
その彼女、幼い頃から能を習っていて能についてもたくさん書いているので「能の物語」を読むのも楽しみです。
写真集は眺めているだけで楽しい気持ちになります。
能の本の一部。能のガイド書の中で気に入っている本
~~おまけ~~
去年JR名古屋高島屋で開催された『白洲次郎と正子の世界展』に行った時の感想日記です。
↓↓
数年前からの白洲次郎ブームで彼に関する本やNHKのドラマなどで
誇り高き生き様や活躍はすでに皆様もご存知かと。
その奥様の白洲正子もまた伯爵令嬢でありながら随筆家
当時は男の世界とされていた古美術・骨董の世界を追求した女性です。
彼女の審美眼で集めた古美術品は、家宝として蔵にしまい込んだり
床の間に何十年も鎮座するものではなく、生活の中で活用されて光り輝くものばかり
古伊万里(特に初期伊万里)、備前の皿や茶碗・信楽の壷等が展示され
彼女の愛用品は焼き物好きならたまらないのでは。
正子の言葉でこんな意味合いのものがありました。
「有名な仏像や屏風絵のことを語るのならば、当然自身の身の回り
たとえば箸置き一つにも自分の美意識を持つべきである。」
↑↑
美意識って人それぞれこだわるところは違えど、追求する人達には共通する精神があるかもしれないですね(^^)
いつもお越しいただきありがとうございます。
ランキング参加しました。励みになりますので
↓ポチッと一票いただけると嬉しいです(#^.^#)
にほんブログ村
にほんブログ村
実はこれ「能の物語」は歴読の4月の課題本なのです。
歴読とは私が参加している読書サークル(会員数5300人)の中で歴史小説中心に読む集まりでして、今回私は初参加の予定。
(宗教・ビジネス・強制参加とは全く無縁の自由参加&和気あいあいとした読書サークルです)
本好き集まれ~♪ということで、歴読とは歴女の事じゃなくってことよ 笑
読んでひとりしみじみ感じ入るのもいいけれど、グループで感想を言い合う(アウトプットする)
ことにより、自分にはない物の見方や違った考え方が聞けたりと、新たな発見もあり結構楽しいものですねー(^^)
その白洲正子ですが私は10年くらい前でしょうか、始めは夫の白洲次郎の生き方に興味を持ち大きく共感しまして…
とはいえ、当時はまだ認知度は低く白洲次郎と言っても「え?誰なのそれ?」の状態でした。
「これ良い本だから、読んでみてね」と彼が書かれた本を数人にプレゼントしたり貸したりしていました。
今ではNHKでドラマ化されるなどして、ご夫婦共ぐんと認知度が高まりました。
白洲正子の方は数年前からですが、最初私は彼女が伯爵令嬢育ちということで
お金持ちの道楽で物を買い集めたり気ままにエッセイ風なものを書いたりしているのかなどと軽く思っていました。
がしかし、彼女を導いた一流の師達のもとで、一途に美を追い求める姿。
それを飾り気がない言葉で的確に書く文章力の高さ。
彼女の感性、考え方をもっと知りたいと、今では私の憧れの女性です(^^)
その彼女、幼い頃から能を習っていて能についてもたくさん書いているので「能の物語」を読むのも楽しみです。
写真集は眺めているだけで楽しい気持ちになります。
能の本の一部。能のガイド書の中で気に入っている本
~~おまけ~~
去年JR名古屋高島屋で開催された『白洲次郎と正子の世界展』に行った時の感想日記です。
↓↓
数年前からの白洲次郎ブームで彼に関する本やNHKのドラマなどで
誇り高き生き様や活躍はすでに皆様もご存知かと。
その奥様の白洲正子もまた伯爵令嬢でありながら随筆家
当時は男の世界とされていた古美術・骨董の世界を追求した女性です。
彼女の審美眼で集めた古美術品は、家宝として蔵にしまい込んだり
床の間に何十年も鎮座するものではなく、生活の中で活用されて光り輝くものばかり
古伊万里(特に初期伊万里)、備前の皿や茶碗・信楽の壷等が展示され
彼女の愛用品は焼き物好きならたまらないのでは。
正子の言葉でこんな意味合いのものがありました。
「有名な仏像や屏風絵のことを語るのならば、当然自身の身の回り
たとえば箸置き一つにも自分の美意識を持つべきである。」
↑↑
美意識って人それぞれこだわるところは違えど、追求する人達には共通する精神があるかもしれないですね(^^)
いつもお越しいただきありがとうございます。
ランキング参加しました。励みになりますので
↓ポチッと一票いただけると嬉しいです(#^.^#)
にほんブログ村
にほんブログ村
by mimoza1105
| 2011-02-28 21:25
| 本・ライブ・映画・jazz