映画『ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ』

昨夜は読書会に参加しました。
別の主催者の小さい規模の会には時々参加していますが、
青猫で開催されるのは大所帯の本家(ほんけ)読書会。
やっぱりこの雰囲気いいですね。今後なるべく参加したいな(^^)。
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来月はカフカの「城」。カフカといえば「変身」が有名ですよね。
本は購入済み。630ページひとつ頑張りますか!

青猫のマスターが毎回、会の最後に課題本にちなんだjazzを1曲かけてくれます。
「今回はフランスの女流作家サガンということで、jazzではないですが」
と、前置きしてかけた曲は、「ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ」
そうきましたかと思わずにんまり。

これはセルジュ・ゲンズブールとバーキン(エルメスのバッグは彼女の名前から)のデゥエット曲。
この曲と映画については、昨年映画観賞後に感想を書いているので、こちらのブログにもUPしますね(^^)


セルジュ・ゲンズブール監督の映画「ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ」観てきました。

作詞家、作曲家、映画監督、俳優等マルチな才能
天才、鬼才といわれたあのゲンズブール

数々のスキャンダル、無名に近い女優を自分の女にして一流に育て上げた男。
(育てている間、エロさを引き出すため彼女達に下着をつけさせなかったという話しもあり)
後に妻となったジェーン・バーキンも彼によって一躍有名になりました。

彼が作ったこの映画の題名と同じ曲を初めて聞いたのは20代の頃。
フワフワとしたバーキンの仏語と(あの時の)あえぎを思わせる声が
美しい旋律にのせられて、でもいやらしい感じはなくて、
いや、充分エロいか^^;ともかく不思議な魅力に満ちていました。

そんなこともあり映画が名演小劇場で公開されていることを知り行ってきました。


まず冒頭のシーン 。
ゲイの若者2人が運転するトラックのフロントガラスに
べったりと血がつき黒いカラスがはりついていて…
若者の一人がぐったりとしたカラスを慈しむかのようなポーズのあと、
カラスを空にほおり投げ 、そして落ちてくるカラスを笑いながら機関銃で撃つ真似のシーン。
どさっと地面に醜くたたきつけられるカラス。
その後すぐ男性の放尿が続きと…(途中ではバーキンの放尿シーンもあり)

こんな感じの意味があるような無い様なエロ、グロシーンが度々でてきて心に揺さぶりをかけてきます。
その揺さぶられているところにゲイの若者の一人とバーキンとの愛が描かれます。
また一方で男ではなく女のバーキンに彼を奪われたゲイの男性の苦悩も描かれています。

男性しか愛せない彼の為に彼女(バーキン)が、
「私は男よ」とうつぶせになるシーンとか、

ゲイの彼が「愛に身体の向きなんか関係ない」というセリフが
映画の中では美しい愛の行為や言葉に聞こえてしまうのは、
やはり作り手の並外れた才能があってのこと。

当時公開直後に賛否両論、物議を醸し出したこの映画、
センセーショナルな映画だったとは思うけれど、今観たらそうでもないし、
けっしてエロやグロの部分で心を拒否したらもったいないと思います。
愛や性に境界も壁もないと、愛に関してだけは真摯に作られているから。

でもあのあっけない終わり方が仏映画的なのかな^^;

サガンの「ブラームスはお好き」は登場人物の会話がいかにもフランス的。
それも私の好きなパリの雰囲気が漂っています。

仏的と言っても・・・

サガンは、この映画のようなエログロ場面が出てくる小説では全然ありませんよ。
念のため(^_^;)

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by mimoza1105 | 2011-10-22 14:14 | 本・ライブ・映画・jazz

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